インド菩提樹 2008.04


休憩所とインド菩提樹
 当園のインド菩提樹は20数年前に浜松フラワーパークの初代園長だった。
故古里氏によって苗を分けていただいたものですが、今では写真のような大木に育ちました。
この木は菩提樹と名前がつけられていますが、ヨーロッパで見られる菩提樹とはまったく別物で、クワ科に属する樹木です。

 このインド菩提樹はお釈迦様がこの木の下で悟りを開いたとして良く知られています。

植物園の環境が良く合っていると見えて、毎年目を見張るほどに成長を続けています。
暖かい環境と程よい水分が地中にあれば、挿し木で簡単に増やすことも出来ます。ただ、寒さには弱く、日本の冬を越すことは出来ません。大型の温室にでも入れておけば別ですが・・・

成長した樹木には手の平より大きめな葉がつきます。
サイパンで熱帯植物園に来園の際は記念にお持ち帰りも出来ますよ。
 このような大木になり順調に育っているインド菩提樹も大きいがゆえ台風などには叶いません。
このままほって置くと、強風で根ごと倒されてしまいます。台風などが接近してきたときには、枝を大きく伐採して台風に備えなければなりません。 このときに伐採する量は大型トラックで5台分にもなるときがあります。いやはや台風は来ないで欲しいと毎年願っているのですが思うようにはならないものですね。

 さてこんな木ですが葉を良く乾燥させて、お茶として飲むと、ほうじ茶に似た香りが楽しめます。
この味に注目して日本の会社がお茶とブレンドして「釈迦茶」を完成させました。このお茶は厚生労働省にお茶として認可された品物です。
植物園で販売している「釈迦茶」はまさにこのお茶で、ありがたいお釈迦様のご利益に預かれるかも知れませんよ。

植物園に来たときは、この木の下で、釈迦茶を飲みながら涅槃姿で物思いにふければ、悟りが開くかも知れませんね。
Copy right 2008 Saipan Botanical Garden