カレーの木 2007.08
カレーの木と種子
 植物園で育成しているカレーの木です。今頃の時期になると果実ができます。
この種子を乾燥、粉末化したのがカレー粉です。
インド、東南アジアでは粉末を山盛りにして露天で売ってます。
日本ではウコン、ターメリック他、調味料と混ぜてチョコレートのように固形にして販売してます。
ハウス食品はリンゴと蜂蜜入りで製造、宣伝してます。

先ほど、カレーの木と紹介したのですが、実際にはカレーにはかかせない香料です。
この木の葉や種子は辛いわけではありません。が大変香ばしいカレーの香りがします。炒めるとさらに香りが増します。別名、南洋サンショウと呼ばれています。
葉と実のつくだ煮は酒の肴にぴったりです。

炒った葉を使ってミクロネシア風チキンカレーを作ってみたのですが、深みのある香りが食欲をそそり、思わずお代わりを頼んでしまいました。
 ところで、このカレーの木は日本でも栽培が出来ます。以下に栽培方法をまとめました

栽培方法:  なるべく日当たりのよい場所で、6〜7号の大き目の鉢植えで育ててください。有機質に富んだ土を好みます。
6〜9月は固形肥料を与えてください。 夏は40度近くの高温でも元気ですが、冬季は10度以上必要ですので、鉢植えにして室内の暖かく明るい場所で管理してください。

利用法:  主に南インドとスリランカで使われ、生の葉を料理の材料としています。そして、これらの地域から移住した人たちによってシンガポール、マレーシア、ビルマにもたらされました。
日本人が異国の地で醤油の味を懐かしむように、南インドやスリランカの人はカレー・リーフを懐かしむのでしょう。

 薬用としても用いられ、赤痢と下痢には柔らかい葉を食べる。嘔吐を抑制する為には焼いた葉の煎じ汁を飲みます。
発疹と打撲傷は葉を湿布薬とすれば良く効き、樹皮と根を練ったものは、打撲傷と有毒な動物の咬み傷に効果があると言われています。
 葉、花及び果実から芳香油を採取出来ます。もちろんカレーの香りです。
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