ノニの実は健康補助食品か 2007.04


ノニ (Morinda Citiriforia)
 ノニ(Morinda Citiriforia.モリンダシトリフォリア)は、日本ではヤエヤマアオキと呼ばれるアカネ科、モリンダ属に属する熱帯性植物です。

木の高さは10メートルにおよぶものもあり、30センチメートルほどの大きな葉をつけ、小さなラッパ状の白い花を咲かせた後、ジャガイモほどの大きさで、表面がデコボコしている実をたくさんつけます。
この実は未完熟のうちは無味無臭ですが、完熟、過完熟すると、実の中が半液体状にまで柔らかくなり、チーズの腐ったような悪臭を放つようになります。これらノニを自然な状態で長期熟成醗酵させ果汁としたものがノニジュースです。実は、梅、味噌、納豆,黒酢と同じようにノニジュースも発酵食品です。

今から1900年ほど前のポリネシアの話です。
当時のポリネシア文化は、カフナスと呼ばれる祈祷師と、彼らの伝統医療術が人々の精神的なよりどころとして利用されてきました。そして、そこにノニが使われていたのです。
昨今、ノニの研究が進むにつれて・・・ノニの驚くべき有用性が科学的根拠を伴ってクローズアップされています。フレンチポリネシア諸島のフィジーでも白癬(皮膚病一、口臭、口内腫瘍、下痢、生理痛、かゆみ、リューマチ、潰瘍、ヘルニア、ねんざ、骨折、栄養失調などに利用され、深く人々の健康維持に関わっています。ノニの果実は実をつけてから数週間で醗酵を始め、その醗酵液には各種酵母菌や酵素、アミノ酸、中鎖脂肪酸、ポリフェノール類など有用な成分が含まれます。

 近代の研究ではノニの最大の特徴として「プロゼロニン」と呼ばれる成分を非常に多く含むとされます。プロゼロニンは健康維持には不可欠と言われ、他の一般的なフルーツにはほとんど含まれない成分です。

 それ以外にもノニは140種類以上のビタミン、ミネラルを始め、多糖体、セロトニン、食物繊維のペクチンや臭いの元である中鎖脂肪酸、クマリン誘導体、アントラキノン誘導体などを含有する果実です。
 有効成分の多さに比例するかの様にいろいろな効果が確認されています。ノニの主成分は多糖体であり、免疫、ホルモン、酵素、筋肉、ビタミン等のたんぱく質を活発にします。しかも、ノニ多糖体はβグルガンで有名なアガリクスとは違い、抗癌剤の副作用を抑えて薬の効果を上げるというすばらしい相乗効果を確認されています。体内の代謝機能を高めて老廃物や不要な脂肪分を排出する作用の中鎖脂肪酸、消化吸収を理想的に行う成分アントラキノン誘導体、自律神経を整え過食を抑える作用をもたらすセロトニン、などを含む完璧な栄養バランスのミラクルフルーツと考えられます。 
何より見逃せないのは、他の抗ガン剤などと併用しても、効き目が損なわれることがなく、また、副作用も一切ないという点です。患者としては、それまでの化学療法を引き続き受けながら、ノニジューズを安心して飲むことができるというわけです。そして人間の身体を維持していく上で最も重要な栄養分、水、糖質、脂質、アミノ酸、ミネラル、ビタミンこの6つの養分のバランスで含まれている食べ物がノニなのです。以上のことから、アナタの細胞たちがノニを必要としている理由をわかってもらえると思います。 

 ノニは消化、吸収、排泄の理想的な活発にする現代人にとっては奇跡の食べ物です。人類の文明の発展は、私たちの生活を便利にしてくれました。便利を追求したつけで、私たちの地域の大気や土壌、水質などの自然環境の破壊は深刻な問題です。
   それと同様なことが私たちの体の中でも毎日起こっています。欧米化した食事、便利な生活環境が私達の身体に肥満や生活習慣病の原因となるのです。
 
 ハワイ大学での動物実験で癌予防の効果を発揮したノニは、機能性健康補助食品として、中高年の方が継続的に飲めば、病気になる危険性を少なくすることができると期待されています。
ただ、ノニの実や原液は噛んでも飲んでも、のた打ち回るほど不味く、まさに「良薬、口に苦し」です。


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