南国の花ブーゲンビリア 2007.03


ブーゲンビリア (Bougainvillaea)
 ブーゲンビリア (Bougainvillaea) は、ハイビスカスと共に暖かい国・島・地域で一年中咲いている花というイメージが強い熱帯性低木です。
この花は、オシロイバナ科ブーゲンビリア属に属します。

原産地は、中央アメリカ・南アメリカの熱帯雨林です。ブーゲンビリアという名前は1768年にブラジルで木を見つけたフランス人の陸軍士官ブガンビル(L.A.de.Bougainville)に由来します。花の色は赤から白まで変化に富み、ピンク、マゼンタ、紫、橙、黄のものもあるように見えます。しかし、実際の花はいわゆる花の中央部にある小さな三つの白い部分です。花びらに見える部分は花を取り巻く葉(包葉)で、通常は3枚もしくは6枚あります。

ブーゲンビリア(Bougainvillea) の苞(包葉)には、葉脈があり、葉の形をしています。苞は肉厚が薄いので、風に吹かれてヒラヒラ舞います。

サイパンでは12月に入ると(本格的な乾季の到来と共に)今まで棘だった部分が花に変わってきます。 ブーゲンビリアは支柱を建ててやると、支柱に支えられて大きく育ちます。この性質を利用して、ブーゲンビリアのトンネルやゲートを作ってやると、南国の情緒が良く出てきます。この時期にブーゲンビリアのトンネルをくぐると、なんともいえない良い気分になります。 植物園ではピンク、白、濃ピンクなどのものが咲き誇ります、ブーゲンビリアは正にこの時期の王様です。
 そうそう、ブーゲンビリアの花には香りがありません。石鹸や香水の宣伝文句で「ブーゲンビリアの花の香り」と表現されていたら間違いです。 だから、花の香りを求めてブーゲンビリアの咲き誇っているところに行っても、此花の香りを嗅ぐことは出来ません。代わりに、葉の部分からブーゲンビリアの香り(?)が感じられます。

こんなブーゲンビリアですが植物園では環境がこの花に適しているようで、旺盛な生育を見せています。そのため手入れは、大きくなりすぎないように伐採するのが大変です。
挿し木でも増えるので、サイパンの家庭では、1本枝を持って帰り土に刺せば、一年で大きく育ちます。
日本で育てるには寒さ対策が必要ですが、サイパンの平均気温は27度もあるので、年間を通して成長していきます。

植物園のブーゲンビリアは苞(包葉)の色違いや形状の違うものが10種類以上生育しています。園内を散策しながら是非、個性的なブーゲンビリアを鑑賞してください。


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