ココナッツは大切な生活物資 2006.09


ココナッツの実とマスク
 熱帯の代表的な植物で一本の椰子の木に約200以上の実を付けると言われています。15本の椰子の木があれば約3000個の椰子の実が収穫できるので大人一人ジャングルで一年間生存して行けると言われてます。食料は硬い椰子の殻にあるミルク状の果実で水は若い椰子の実のジュースが水代わりになります。
また、椰子の葉で家の屋根を葺いたり、木は家の柱に使い、椰子の実の皮はロープ、また燃料になります。椰子のミルクの果実で椰子油は椿油と同じ髪の整髪油、料理油、石鹸などに使用できます。椰子の石鹸は硬水、海水でも泡立ちが大変いいです。

日本語でココ椰子、外国ではココナッツと呼ばれます。
語源は最初に発見したポルトガル人なのでポルトガルだそうです。初めてポルトガルの航海士が中南米でココ椰子を発見、果実を剥くと目の様な点が三つありまるでおサルのマスクのようなのでポルトガル語で当時猿の事をココと言ったそうで果実はナッツなので合わせてココナッツと呼ぶようになったそうです。
 硬い殻はタバコのチャコールフィルター、水のフィルター、空気のフィルターなど幅広い用途があります。昔はフラダンスのブラジャーか食器ぐらいの用途しかありませんでしたが。椰子の種類は多く約3000種類くらいあるそうです。仁丹のような大変小さな種を作るフェニックスロベナラや葉の裏に針のような鋭い棘だらけのニードルパームや狐の尻尾のようなフサフサとした葉を付けるフォックステール椰子、黄金色の果実を付ける黄金椰子などいろいろありますが人間の生活に欠かせないのが上記のココ椰子です。

 椰子の木の七福神
古来より日本では七福神が有名ですが、マリアナ諸島にも椰子の木に七福神が宿っていると信じられています。
・水の神様・・・実の中のジュースはとっても安全な飲み物です。
・糧の神様・・・果肉(コプラ)は栄養価の高い食料になります。
・繁栄の神様・・・一年中、花が咲き実をつけてくれます。
・家の神様・・・大きな葉で屋根を葺くことが出来ます(昔の南洋では椰子の葉葺きの家でした)
・火の神様・・・実の殻が燃料になります(種火も殻の中に入れて使っていたそうです)
・無病の神様・・・新芽が病を取り除いてくれると伝えられています。
・笑いの神様・・・椰子酒でみんなを陽気にし、楽しませてくれます。
以上が、椰子の木の七福神です。

このように南洋ではココヤシは食材・建材・衣料・その他の資材として今でも大切に使われています。
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